千葉県で買ってはいけないマンションの特徴とは?避けるべき特徴5選

2020.09.29

東京へのアクセスが便利で、かつ、東京よりも安くマンションを購入することができる千葉。
また、千葉には、東京ほど人が多くなく生活していきやすいというメリットもあります。
そのため、千葉でマンションを購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか?

ただ、千葉でマンションを購入する場合に気をつけなくてはいけないのが、「買ってはいけないマンション」についてです。
今現在販売されているマンションの中には、新築・中古を問わず、買ってはいけないマンションというものが存在します。
マンションを購入したことを後悔している方の多くが、そういった買ってはいけないマンションを購入してしまっています。

そこでこの記事では、千葉でマンションの購入を検討している方のために、千葉で買ってはいけないマンションについて詳しく紹介していきたいと思います。
あわせてマンションの正しい選び方についても紹介していくので、マンションの購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

 

千葉で買ってはいけないマンションの5選

買ってはいけないマンションは1種類だけではありません。
これから紹介していく条件に該当するようなマンションは、購入してしまうと後悔する確率が高くなる、リスクの高いマンションです。

もちろんリスクを承知の上で購入するのは自由ですが、やはり購入するにしてもどういったリスクがあるのかや、購入者がなぜ後悔しているのかを把握しておくべきです。
千葉で買ってはいけないマンションにはどういったものがあるのかについてみていきましょう。

1. 空室が多いマンション

買ってはいけないマンションかどうかを見分けるための指標として最も効果を発揮してくれるのが、空室の多さです。
マンションは投資物としても人気が高いので、売りに出される事自体は少なくありません。
しかし、新築でないにも関わらず、空室がいくつも出てしまっているようなマンションは購入を避けるべきです。
というのも、「空室が多い=何かしらの不満を感じ出ていく人が多い」と考えられるからです。

マンションを売却する理由は人それぞれですが、一つのマンションで複数の空き家が出ているということは、そのマンションや立地、そのマンションの住人に何かしら問題があると考えられます。
全く同じ様なタイミングで複数の部屋が売りに出されるということは考えづらいので、一つのマンションから複数の部屋が売りに出されているという場合は、何かしらの理由で買い手がついていないという可能性が高くなります。

見学する人がゼロであるということは考えにくく、見学する人がいるにも関わらず購入したいという人が現れないという風に考えられるので、こういったマンションの購入は避けるべきです。
ただし、先ほども紹介したように投資用のマンションである可能性もあるので、どれくらいの間空室になっているのかや、実際に室内を見学するなどの確認をおこなうことも大切ですよ。

2. 部屋の階数が1階のマンション

1階のマンションは上階のマンション比べて価格が安いというメリットがありますが、よっぽど1階にこだわりがある場合や予算をオーバーしてしまう場合でない限りは、1階を選ぶべきではありません。
というのも、マンションの1階はデメリットが多いからです。

まず大きなデメリットの一つとしてあげられるのが防犯性の低さです。

最近は防犯面についてよく考えられているマンションが多くなってきてはいますが、それでも上階のマンションに比べて1階のマンションは防犯性能が低くなってしまいます。
マンションの構造によっては不審者が簡単に侵入できてしまうので、よほど防犯性の高い造りとなっているマンションでない限りは1階を選ぶべきではないと言えるでしょう。
1階のマンションのもう一つのデメリットが、虫が入ってきやすいというものです。

特に厄介なのがゴキブリです。

ゴキブリは意外と飛行能力が低く、上階になればなるほど現れにくくなる傾向にあります。
その反面、一番下の階である1階の部屋には頻繁に侵入してくるので、特に出現率の高い夏場の時期の場合、毎日ゴキブリと顔を合わせてしまうようになる可能性も…。
もちろんゴキブリ退治用のアイテムなどで対策もできますが、出現しやすくなるのはゴキブリだけじゃないので、虫が苦手な方にとってはかなり大きなデメリットになると言えるでしょう。

3. 1階に飲食店が入っているマンション

1階のマンションはおすすめできないと紹介してきましたが、上階のマンションであっても、1階に飲食店が入っているようなマンションはおすすめできません。
基本的に1階に何かしらの店舗が入っているマンションはおすすめできないのですが、その中でも特に厄介なのが飲食店です。

階下に飲食店が入っているマンションで考えられるデメリットの一つ目が、「におい」です。
これは飲食店の種類にもよりますが、においが強いタイプの料理やにおいを強く発するタイプの料理を取り扱っている飲食店が階下に入っている場合、窓を閉めていても部屋の中ににおいが入ってきてしまうことがあります。

それだけにおいが強いわけですから、当然窓を開けることもできませんし、洗濯物ににおいがついてしまう可能性もあります。
また、ゴキブリやネズミが発生しやすくなってしまうというのもデメリットとしてあげられます。
飲食店は食品を取り扱っているので、どうしてもゴキブリやネズミが集まりやすくなってしまいます。
店舗自体の衛生管理が徹底されていたとしても、店舗の外のゴミ置き場などに集まってくる可能性があり、そこからマンションの上階に入ってくることが多々あります。
飲食店がお酒を提供しているタイプのお店だった場合は騒音もデメリットになる可能性があります。

見かけたことがある方も少なくないかと思いますが、居酒屋などお酒を提供しているお店の場合、居酒屋から出てきたお客が店舗の前にたまり、話し込むことが多々あります。
その場合、お酒も入っているので声が大きくなってしまいがちですし、マンションの敷地内やマンションの前などで嘔吐されてしまう可能性もあります。
このように、1階に飲食店が入っているマンションはデメリットが多いので、買ってはいけないマンションと言えるでしょう。

4. 繁華街の近くにあるマンション

千葉にも繁華街と呼ばれる地域がいくつかありますが、そういった繁華街の近くにあるマンションも買ってはいけないマンションの一つです。

その理由としては、まず第一に「騒音」があげられます。

繁華街の近くにあるマンションは、その繁華街に向かう人やその繁華街から別の場所に移動する人の通り道ちになりがちです。
繁華街で遊んで別の場所に移動する人はお酒が入っている可能性が高いのでどうしてもうるさくなってしまいますし、これから繁華街に向かう人もテンションが高くなってしまうので、同様にうるさくなってしまいます。

そういった人たちが日に何度もマンションの前や近くを通っていくわけですから、騒音に悩まされるようになるのは何となく想像できますよね?
また、繁華街の近くは治安が良くありません。
お酒を提供している店舗が多いのでお酒によるトラブルが頻発してしまいがちですし、あまり安全と言えないタイプのお店がある場合も少なくありません。
水商売のお店がある場合も多いので、子供の教育的にもあまり良くありません。
ですので、騒音に悩まされたくない場合や治安が気になるという場合、小さなお子さんがいる場合は繁華街の近くのマンションは選ぶべきではないと言えるでしょう。

5. 築年数の経っているマンション

築年数の経っているマンションも買ってはいけない代表手なマンションの一つです。

築年数は住宅が建設されてからの年数ですが、住宅は築年数が経てば経つほど劣化していってしまうものです。
建物はもちろん、住宅内の設備もどんどん劣化していってしまいます。

そのため、マンションを購入して何年後かにリフォームを実施する必要が出てきてしまうという風になってしまうパターンも少なくありません。
築年数の経っている安いマンションをリフォームやリノベーションを前提に購入するというのであれば話は別ですが、そうでない場合は、築年数の経っているマンションは避けるべきだと言えるでしょう。

 

失敗しないマンションの選び方

ここまで、買ってはいけないマンションの特徴について紹介してきました。

紹介してきたようなマンションを購入してしまうと失敗してしまう可能性が高いのでそういったマンションは購入するべきではありませんが、ではどういった選び方をすればマンション選びで失敗せずに済むのでしょうか?
マンション選びで失敗したくないのであれば、徹底してリサーチをおこなうことです。
マンションを見学するなどマンション自体のリサーチはもちろんですが、周辺の住宅事情や地域の特徴などについてもリサーチしておくべきです。

周辺にスーパーや病院があるかどうかなど周辺施設についてリサーチする人は多いのですが、その地域がどういった地域であるかを調べる人はあまりいません。
ですが、その地域がどういった地域であるのかという点こそが、マンション選びにおいてとても重要です。
購入前のリサーチを徹底しておけば、マンション選びで失敗することはまずないので、多少面倒かもしれませんが徹底してリサーチするようにしてください。

 

まとめ

千葉でマンションの購入を検討している方のために、千葉で買ってはいけないマンションについて詳しく紹介してきました。

千葉で購入してはいけないマンションはたくさんあります。

マンションに何を求めるか、マンション選びで何を重視するかによって買ってはいけないマンションの前提も変わってきますが、少なくとも、今回紹介したようなマンションは購入するべきではありません。
「最悪売りに出してしまえばいい」と考えている方もいるかとは思いますが、そういったマンションは売れにくく、価格も下がりがちです。
ですので、失敗してしまわないよう徹底的にリサーチし、紹介した条件に当てはまらないようなマンションを選ぶようにしてください。