千葉でエコリフォームをする前に確認したい基本項目

2020.08.03

毎月の生活費の中で意外と大きな割合を占める、光熱費。

電気代や水道代、ガス代など、家族が多い家庭にとってはかなり大きな出費となってしまっているのではないでしょうか？
もし、今現在千葉にお住まいの方でリフォームを検討しているのであれば、リフォームで住宅を改修しつつ光熱費の節約もおこなえるエコリフォームがおすすめです。

最近は世の中のエコの流れが加速してきているということもあって、エコリフォームに取り組むお宅が増えてきています。
そこでこの記事では、千葉住宅のエコリフォームについて詳しく紹介していきたいと思います。
エコリフォームの種類や費用などの基本的な情報についてはもちろん、エコリフォームをお得におこなう方法などについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

住宅のエコリフォームとは
千葉で住宅のエコリフォームをおこなう事で得られるメリット
千葉でおこなえるエコリフォームの種類
千葉でエコリフォームをおこなう場合にかかる費用相場
エコリフォームは補助金の対象になる場合も
まとめ

住宅のエコリフォームとは

エコに対する世の中の意識が高まってきているということもあってエコリフォームという言葉をよく耳にするようになってきていますが、そもそもエコリフォームとはどういった類のリフォームなのでしょうか？

リフォームの役割は、住宅の修繕をおこなうことでより住みやすい住環境を実現するというものですが、エコリフォームの場合はそこに環境への思いやりがプラスされます。

地球になるべく負担をかけない住環境を用意することで地球に優しい暮らしを実現しようというのが住宅のエコリフォームというわけです。

エコリフォームは、これからの地球に配慮したリフォームだとも言えます。

千葉で住宅のエコリフォームをおこなう事で得られるメリット

エコリフォームは地球に配慮するリフォーム方法だと紹介してきましたが、実施した場合メリットを得られるのは地球だけではありません。

千葉で生活する側の私たちにもメリットをもたらしてくれます。
住宅のエコリフォームを実施することで得られる大きなメリットが、毎月の光熱費の削減です。
エコリフォームの種類については後ほど詳しく紹介していきますが、エコリフォームを実施した場合、エアコンや暖房の効きがよくなったり、持続しやすくなったりします。

そうなると当然電気代も安くなります。
また、太陽光発電システムを取り入れた場合、自家発電をおこなえるようになるので、この場合も電気代を安く抑えることができます。
ガスを使わないオール電化の住宅であれば、より光熱費を節約することが可能になります。
自然由来の素材を使ってリフォームをおこなうこともエコリフォームの一つですが、自然素材には有害な物質が含まれていません。

そのため、シックハウス症候群になりにくくなり、より健康的な暮らしを実現できるようにもなります。

千葉でおこなえるエコリフォームの種類

ここまでエコリフォームの概念やエコリフォームをおこなうことで得られるメリットなどについて紹介してきましたが、エコリフォームとひとくちに言ってもその種類はさまざまです。

そこでここからは、エコリフォームの種類についてみていきましょう。

太陽光発電の設置

住宅のエコリフォームで最もポピュラーなのが、太陽光発電の設置です。

太陽光発電とは、その名のとおり太陽光によって発電するシステムで、発電した電気を住宅で消費することで光熱費を節約することができるようになります。
太陽光発電によって発電できる電気の量は、発電システムや設置する太陽光パネルの量などによって異なりますが、家庭で消費する電力すべてをまかなうことも可能です。
また、家庭で消費できない電力については電力会社に買い取ってもらうこともできるので、発電した電気を無駄にしてしまうこともありません。

太陽光発電の設置には結構な費用がかかりますが、光熱費の節約にもつながりますし売電もできるので、長い目で見た場合かなりお得なエコリフォームの一種だと言えます。

断熱効果のある窓の設置

今ある窓を断熱効果のある窓に変更するというのも、ポピュラーなエコリフォームの一つです。

窓は住宅の設備の中で最も空気の出入りが激しくなる部分です。
そのため、断熱効果のない普通の窓だとどうしても外の暖気や冷気が住宅内に入ってきやすくなりますし、住宅内の暖気や冷気が外に逃げてしまいやすくなります。

つまり、エアコンや暖房の効きが悪くなってしまうというわけですが、その問題を解決してくれるのが断熱機能をもつ窓の設置です。
住宅の窓を断熱機能のある窓に変更すると、暖気や冷気の出入れが少なくなります。
これにより、外からの暖気や冷気の影響でエアコンの効きが悪くなってしまったり、エアコンの冷気や暖房の暖気が住宅の外に出ていきにくくなるので、電気代の節約につなげることができます。

窓のエコリフォームには、

窓ガラスを断熱効果のあるものに変更する
内窓を設置して暖気や冷気の出入りを抑える
窓一式を断熱効果のあるものに変更する

といったものがあります。

節湯水栓の導入

住宅の水回りに設置されている水栓設備を節湯水栓に入れ替えるというのもエコリフォームの一つです。

節湯水栓というのは、一般的な水栓設備よりも水の消費を抑えてくれるタイプの水栓設備です。
節湯水栓には3つの種類があり、以下のように定められています。

節湯水栓の種類	台所用の節湯水栓	浴室用の節湯水栓
節湯A	手元で簡単に水の静止がおこなえるタイプの水栓設備（9%以上の節湯が期待できる）	手元で簡単に水の静止がおこなえるタイプの水栓設備（10L分の節湯が期待できる）
節湯B	最適流量が5L/分以下である（17%以上の節湯が期待できる）	最適流量が8.5L/分以下である（15%以上の節湯が期待できる）
節湯AB	節湯Aと節湯Bの条件の両方を満たしているもの節湯Aと節湯Bの条件の両方を満たしているもの	これらの水栓設備に変更することで使用する水の量を大幅に削減することができるようになります。

節水トイレの導入

水を節約するタイプのエコリフォームとしては、節水トイレの導入もおすすめです。

最近のトイレは非常に節水効果が高く、古いトイレと比較した場合60%以上節水してくれるタイプのトイレもあるほどです。
節水トイレへの変更は、家族がトイレを使用する頻度の多い住宅ほど高い効果を発揮してくれます。

数十年同じトイレを使い続けている場合は節水トイレへの変更を検討してみてはいかがでしょうか？

高効率給湯器の導入

ガス代を節約できるエコリフォームをおこないたいのであれば、高効率給湯器の導入がおすすめです。

高効率給湯器というのは、少ない燃料で効率的にお湯を沸かすことができるタイプの給湯器システムで、近年導入されることが多くなってきている給湯器システムです。
少ない燃料でお湯を沸かすことができるため光熱費の削減につなげることができますし、二酸化探査の排出についても削減することができるので、環境にも優しい給湯システムでもあります。

代表的な4つの給湯器と、それぞれの給湯器の動力源については以下のとおりです。

給湯器の種類	動力源
エコキュート	電気
エコジョーズ	ガス
エコフィール	石油（灯油）
ハイブリッド給湯器	電気、ガス

断熱塗料での外壁塗装

通常のリフォーム工事としても人気の高い外壁塗装ですが、外壁塗装に使用する塗装剤を断熱塗料にすることでエコリフォームを実現することもできます。

外壁塗装に用いられる塗料にはさまざまな機能を持ったものがあり、その中には断熱効果の期待できるものがあります。
断熱効果によって住宅の外から暖気や冷気が入ってくるのを防ぐことができるようになりますし、住宅内の暖気や冷気が外に逃げてしまうのを防ぐことができるようにもなります。

これらによりエアコンや暖房の効きが良くなりますし、効果が持続しやすくなるので、省エネにもつながります。

断熱リフォーム

先ほど紹介したのは外壁塗装での断熱リフォームですが、住宅に実施できる断熱リフォームは外壁塗装での断熱リフォーム以外にもあります。

その代表的なものが、天井や壁、床への断熱材の導入です。
天井や壁、床の内側に断熱材を導入することで、高い断熱効果を発揮できるようになります。
断熱材を導入する箇所や素材にもよりますが、外壁塗装での断熱よりも高い効果を発揮してくれます。

そのため、大幅な光熱費の削減が期待できるタイプのエコリフォームでもあります。

千葉でエコリフォームをおこなう場合にかかる費用相場

エコリフォームをおこなう場合、何よりも気になるのがリフォームにかかる費用についてだと思います。

ここまで紹介してきた千葉のエコリフォームにかかる費用の相場は、以下のとおりです。

リフォームの種類	費用の相場
太陽光発電の設置	100〜300万円
断熱効果のある窓の設置	10〜30万円
節湯水栓の導入	3〜5万円
節水トイレの導入	10〜30万円
高効率給湯器の導入	5〜50万円
断熱塗料での外壁塗装	80〜140万円
断熱リフォーム	50〜100万円

ただ、こちらの費用はあくまで目安なので、より詳細な費用が知りたい場合は、それぞれの業者に見積りの作成を依頼するようにしてください。

エコリフォームは補助金の対象になる場合も

エコリフォームには安価な料金でおこなえるものもある反面、かなり費用が必要になってしまうタイプのものもあります。

ただ、省エネを実現できるエコリフォームには国や自治体から補助金がおりることもあるため、そういった補助金の制度を活用することでお得にリフォームを実施することができます。
エコリフォーム向けの補助金制度はいくつか種類がありますが、それぞれ対象となる工事の条件が異なるので、事前によく確認しておくようにしましょう。
また、これらの補助金を受け取るには申請が必須となります。

事前の申請が必要なものや、申請後に許可がおりないと補助金が受けられないようなものもあるので申請するのを忘れないようにしてください。
どういった補助金制度があるのかについてや対象となる工事の条件、申請方法などについては、国や各自治体のホームページで確認することができます。