千葉県で台風の被害を防ぐために行う台風対策5選

2020.08.14

最近は大型のものが発生することも増えてきている台風。
以前と比べると千葉でも台風による被害は圧倒的に多くなってきております。

住宅が古くなってしまっている場合や台風対策を実施できていない場合、台風による被害が大きなものになってしまう可能性があるので早急に台風対策について考える必要があります。
住宅の台風対策にはいくつか方法がありますが、被害を最小限に抑えたいのであれば台風対策にも効果を発揮してくれるリフォームがおすすめです。

そこでこの記事では、千葉での台風対策の効果も期待できる住宅のリフォームについて詳しく紹介していきたいと思います。
台風時に住宅でおこりやすいトラブルにはどういったものがあるのかについて触れながら、台風対策に効果を発揮してくれるリフォームの種類や、実際にリフォームをおこなう際の注意点などについて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

千葉で台風が発生したときにおこりやすい住宅のトラブル

住宅の台風対策のためにリフォームを実施していきたいと考えているのであれば、まずは、実際に台風が発生した場合、どういったトラブルが発生してしまうのかについて理解しておくことが大切です。

そこでまずは、台風が発生したときにおこってしまう可能性の高い住宅のトラブルについてみていきましょう。

1. 雨漏り

台風発生時に住宅でおこりやすいトラブルの一つが雨漏りです。

台風が発生したときには大量の雨が長時間にわたって降り続けることになるため、通常の雨であれば雨漏りが発生しないような住宅でも雨漏りが発生してしまう可能性があります。
台風は雨だけでなく強風も発生するので、その強風によって雨漏りが発生するようになることもあります。
雨漏りは住宅に甚大な被害をもたらす可能性のあるトラブルなので、発生する前にしっかりと対処しておくことが大切です。

 

2. 浸水

浸水も台風が発生したときに起こりやすいトラブルの一つです。

テレビなどで台風の被害が報道されるときに特に多いのが浸水による住宅への被害ですね。
浸水は住宅の一部分が長時間にわたって水につかることになるので、雨漏りよりも住宅に大きな被害をもたらす可能性の高いトラブルです。
また、実際に発生してしまった場合、後片付けがとにかく大変になってしまうタイプのトラブルなので、早急に対策を進めておく必要があります。

 

3. 外壁の破損

台風発生時はかなりの強風が発生します。

この強風により発生する可能性のあるトラブルが、外壁の破損です。

住宅の外壁には外壁材と呼ばれる専用の建材が設置されていますが、台風の強風やその強風によって飛ばされたものにが外壁材にあたってしまうことで外壁の破損をまねいてしまいます。
外壁材は、住宅を雨や風、直射日光から守るために設置されているものです。
そのため、外壁材が破損してしまうと、住宅の内部にトラブルが発生してしまうようになります。

 

4. 屋根の破損

台風発生時の強風によって破損する可能性があるのは外壁材だけではありません。

屋根に設置されている屋根材も、台風の強風で破損してしまう可能性のある住宅の設備の一つです。
住宅の屋根には、屋根材と呼ばれる専用の建材が設置されています。
これにより雨漏りなどから住宅の内部を守っているわけですが、強風や強風によって飛ばされたものが屋根材にあたり破損させてしまうと、雨漏りが発生してしまう可能性があります。

 

5. 窓ガラスの破損

窓ガラスも台風で発生する強風によって破損する可能性のある住宅の設備の一つです。

最近の窓ガラスは昔のものと比べると格段に強度が上がっていますが、それでも破損してしまう可能性はあります。
窓ガラスが破損するとケガをしてしまう可能性がありますし、そこから雨が入ってきて住宅の内部に被害をもたらしてしまう可能性があります。

 

千葉でおこなえる住宅の台風対策リフォームの種類

千葉で台風が発生した場合に発生する可能性のあるトラブルについて紹介してきましたが、それらのトラブルへの対策としてはリフォームがおすすめです。

台風が発生することを想定して事前に対策を進めておくことで、実際に台風が発生したとしても、住宅に被害が及ぶのを防ぐことができるようになります。
そこでここからは、千葉でおこなえる住宅の台風対策リフォームにはどんなものがあるのかについてみていきましょう。

 

1. 屋根や外壁の再塗装

千葉でおこなえる台風対策リフォームの一つ目が、屋根や外壁の再塗装です。

私たちが生活している住宅の外壁には外壁塗装が施されています。
これは、外壁材や住宅の内部を雨や直射日光から保護するためのものです。

外壁材に塗装を施した場合、塗料によって塗膜が貼られますが、この塗膜によって外壁材や住宅の内部が守られているわけですね。
しかし、外壁塗装には耐用年数があり、耐用年数を過ぎるとその効果が持続できなくなってしまいます。
そのタイミングで台風が発生してしまうと雨漏りなどのトラブルが発生する可能性があるので、事前の台風対策として外壁の再塗装をおこなっておくべきです。
外壁塗装にかかる費用は使用する塗料や外壁の面積によって異なりますが、80〜140万円ほどが目安となっています。

 

2. 外壁材の補修や補強

千葉でおこなえる台風対策リフォームの二つ目が、外壁材の補修や補強です。

私たちが生活する住宅の外壁には外壁材と呼ばれる専用の建材が設置されていて、雨や風、直射日光から住宅の内部を保護しています。
しかし、この外壁材にも耐用年数があるので、保護効果が永久に持つわけではありません。
実際に外壁材が傷んでいたり破損していたりすると、台風が発生したときに雨漏りなどのトラブルが発生してしまう可能性が高まります。

そのため、外壁材に劣化や破損が見られる場合は、補修や補強を実施する必要があります。
破損している部分を補修してあげることで住宅内部への雨の侵入を防ぐことができますし、劣化している外壁材を補強してあげることで、台風発生時の強風や雨にもしっかりと対応できるようになります。

 

3. 屋根材の補修や補強

千葉でおこなえる台風対策リフォームの三つ目が、屋根材の補修や補強です。

私たちが生活する住宅の屋根には屋根材が設置されていて、雨や風などから住宅の内部を保護してくれています。

しかし、外壁材同様、屋根材にも耐用年数があり、徐々に劣化していってしまいます。
また、屋根材は釘などによって固定されていますが、屋根材が膨張すると釘が浮いてしまいます。

釘が浮いた状態だと当然ですが固定力も低下してしまうので、台風の風で飛ばされてしまう可能性があります。
そうなると雨漏りなどのトラブルが発生しやすくなってしまいます。
そのため、台風が発生する前に屋根材の状態を点検し、必要であれば釘の打ち直しや屋根材の補修、交換などのリフォームを実施していく必要があります。
そうすることで、台風が発生しても屋根材が飛ばされてしまうことはありませんし、雨漏りなどのトラブルが発生してしまうこともありません。

 

4. 窓ガラスの補強

千葉でおこなえる台風対策リフォームの四つ目が、窓ガラスの補強です。

最近の窓ガラスの強度はかなり上がっていますが、それでも住宅の設備の中で特に破損してしまいやすい設備の一つであることに変わりありません。
そのため、窓ガラスを補強しておくことも台風対策として非常に有効です。
最近では防犯用の強度の高い複層ガラスなども登場してきているので、そういった強度の高いガラスに変更しておくことで台風発生時の破損を防ぐことができるようになりますよ。

 

5. 雨戸やシャッターの設置

千葉でおこなえる台風対策リフォームの五つ目が、雨戸やシャッターの設置です。

窓への台風対策はより強度の高い窓ガラスに交換することでも可能だと紹介してきましたが、それでもガラスである以上、どうしても破損にリスクが伴います。
ですので、よりしっかりと窓を保護したいのであれば、雨戸やシャッターの設置がおすすめです。
アルミやステンレスといったより高い強度の雨戸やシャッターを設置することで、強風によって物が飛んできたとしても、窓ガラスが破損してしまうのを防ぐことができるようになりますよ。

 

千葉で住宅の台風対策リフォームをおこなう場合の注意点

住宅の台風対策をおこなう場合、悪徳なリフォーム業者に依頼してしまわないようにしてください。

最近は規模の大きな台風が発生することが多く、被害をうけてしまう住宅が多いということもあって、悪徳業者によるリフォーム詐欺の被害や相談が急増しています。

それらにリフォーム業者の手口はさまざまで、あらゆる手を使って騙そうとしてきます。
例えば、「保険に加入している場合リフォームにかかる費用はすべて保険でまかなえるので自己負担金が一切かかりません」と勧誘しておきながら、リフォームを実施したあとで保険の対象外にあたる工事だったとして高額な料金を請求してくるといったトラブルが多数報告されています。
また、ちょっとした補修や補強で済む状態であるのにもかかわらず、必要ないと思われるリフォームを実施して高額な料金を請求するというものもありますし、手抜き工事で済ませてしまうという例もあります。
強引に契約を迫り、後からキャンセルしようとした場合、高額なキャンセル料金を請求してくるような業者もあるようです。
こういった業者は、主に訪問営業によって契約をとる傾向にあるので、基本的に訪問営業でやってくる業者とは契約しないようにしましょう。

仮にいい業者だと思えたとしても、すぐに契約せず、ホームページを確認するなどして実態をチェックすることも大切です。
ホームページを見ればどういった業者かがわかりますし、実績を確認すれば安心してリフォームを任せられる業者かどうかもわかります。

手間はかかるかもしれませんが、大切なお金を無駄にしてしまわないためにも業者選びには手間と時間をかけるようにしてください。

 

まとめ

千葉での台風対策リフォームについて詳しく紹介してきました。

最近は本当に規模の大きな台風が増えてきているので、そういった台風が発生してしまう前の対策がとても重要になってきます。
具体的にどういったリフォームをおこなう必要があるかについては業者に相談しながら決めていくこともできるので、業者を探し、相談してみるところから始めてみてはいかがでしょうか?