【床材(フローリング)の種類】代表的な6つの床材と特徴

2020.03.27

床材の劣化を感じたら早めにチェック!住宅に使える床材の種類と選び方

日々の生活を送っているうちに、住宅の床材は少しずつ劣化していきます。
床材が劣化すると、軋む音がしたり、へこみが生じたり、ひどい場合には床が抜けるリスクもあります。
そのため、住宅の床が劣化し始めたら、早急に床のリフォームを検討することが大切です。

本記事では、住宅の床に使用される主な床材の種類と、それぞれの特徴を詳しく解説します。
床材ごとに異なるメリット・デメリットや、床材の選び方などもあわせて紹介していますので、床のリフォームを考えている方にとって参考になる情報が満載です。
ぜひ、今後のリフォーム計画にお役立てください。

 

住宅の床に使用できる床材の種類

住宅の床材と聞くと、フローリングがまず思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
実は、それ以外にもカーペットタイルなど多様な選択肢が存在します。
リフォームを機に床材を変えるのであれば、まずはどの床材に変更するのかを検討するところから始めましょう。
以下では、住宅の床に使用できる主な床材を紹介していきます。

 

1. フローリング

最も定番かつ人気の高い床材がフローリングです。
フローリングは木材を床材用に加工した建材で、どんな住宅にも合わせやすいという汎用性の高さが魅力といえます。
また、木材のもつあたたかみが演出でき、自然な風合いが好まれています。

 

無垢材フローリングと複合フローリング

一口にフローリングと言っても、「無垢材フローリング」「複合フローリング」に大きく分けられます。

  • 無垢材フローリング
    単層構造の木材を使ったフローリング材で、木本来の味わいを存分に楽しめます。
    経年変化によって色味や質感が変化し、使うほどに深い味わいを得られる点が魅力です。
    一方で、湿気や傷に弱く、統一感を出しにくいというデメリットもあります。
  • 複合フローリング
    合板や集積材の上に化粧シートを貼り付けて作られるタイプ。
    水気や湿気、傷に強く、機能性の高い製品も多いことから、日本の住宅では無垢材フローリングよりも普及率が高いです。
    ただし、加工が施されているため、補修が難しい点や、価格が高めの製品がある点には注意が必要です。

 

フローリングに使用される木の種類

フローリング材は、木の種類によっても色味や耐久性、雰囲気が異なります。
主なものを例に挙げてみましょう。

  • ウォールナット
    濃い茶色が特徴で、高級感のある仕上がりになります。
    耐久性が高く、傷にも強い点が魅力です。
  • ブラックチェリー
    ウォールナットよりも明るい色合いで、子ども部屋やリビングなど幅広い空間に適しています。
    経年変化による色味の変化も楽しめます。
  • メープル
    白っぽい色合いで、ナチュラルな雰囲気を好む方に人気。
    衝撃に強い点も特徴の一つです。

このほかにも、チークオークタモバーチなど、多彩な木材が選べます。
木材にこだわりたい方は、リフォーム業者に相談してみると良いでしょう。

 

2. 畳

日本の伝統的な床材といえば、です。
い草を加工して作られる畳は、和室だけでなく、住宅内に一部取り入れたいという方にも根強い人気があります。
また、い草は天然の湿度調節機能を備えており、夏の高い湿度でも比較的快適に過ごせるメリットがあります。

 

3. カーペット

高級感を演出できる床材として、カーペットがあります。
海外では人気が高い一方、日本ではフローリングや畳ほど一般的ではないものの、豊富なカラーバリエーションデザインが魅力です。
ただし、夏の暑さにはやや不向きなことや、ダニの発生に気を付ける必要がある点がデメリットと言えます。

 

4. タイル

強度や耐水性に優れる素材として、タイルがあります。
玄関やキッチン、バスルームなど、水回りや汚れが気になる場所で使われることが多い床材です。
カラーバリエーションやデザインが豊富で、掃除のしやすさが魅力ですが、滑りやすさ足元の冷えには注意が必要です。

 

5. コルク

クッション性が高い床材として注目されているのが、コルクです。
柔らかい感触で足に負担が少なく、子ども部屋ペットのいる住宅でも採用例が増えています。
ただし、ほかの床材と比べて耐久性にやや難があり、メンテナンス回数が多くなる可能性があります。

 

6. 石材

最後に紹介するのは、石材です。
天然の大理石などを用いた床材は高級感があり、玄関や一部のスペースで豪華な印象を与えます。
しかし、価格の高さ汚れやすさ冷たさを感じやすい点など、デメリットも多いため、限られた場所や用途で採用されることが一般的です。

 

住宅の床材は用途に合わせて選ぶのがおすすめ

ここまで6種類の床材を紹介してきましたが、床材選びはデザインの好みだけで決めると、後々使い勝手の面で不満が出ることがあります。
快適な生活を送るためには、用途やスペースごとの特徴を踏まえて床材を選択することが大切です。

例えば、玄関には掃除のしやすいタイルや石材、子ども部屋にはクッション性・滑りにくさを兼ね備えたコルクなど、状況に応じて最適な床材を選ぶことで、快適性とデザイン性を両立できます。
また、小さなお子さんや高齢者がいるご家庭、ペットのいる住宅では安全性や汚れにくさを重視して床材を検討するのも良いでしょう。

 

まとめ

今回は住宅の床に使われる床材の種類を中心に、選び方や特徴を詳しく解説しました。
フローリングや畳はもちろん、カーペットタイルなど、さまざまな床材が登場してきましたが、それぞれメリット・デメリットが異なります。
用途や場所、家族構成を踏まえて最適な床材を選ぶことが、住まいの快適性を大きく左右するポイントです。

実際に床のリフォームを進める際は、早めにリフォーム業者に相談し、専門家のアドバイスを受けるのがおすすめです。
そうすることで、スムーズに施工プランを立てられ、理想の住まいを形にできるでしょう。

ぜひこの記事の内容を参考に、床材選びやリフォーム計画を検討してみてください。