フローリングが滑る?原因と対策を徹底解説|生活の安全を守る方法
住宅の床材として定番のフローリング。
他の床材と比べて耐久性が高いといわれていますが、長く使い続けるうちに少しずつ劣化が進み、不具合が出始めることも。
その中でもよくあるトラブルが「フローリングが滑るようになってしまった」というものです。
フローリングが滑りやすくなると、日常生活のしづらさが一気に高まるだけでなく、転倒やケガなどのリスクにも直結します。
そこで本記事では、フローリングが滑る原因やリスク、具体的な対策方法を詳しく紹介します。
「最近、フローリングがツルツルして歩きにくい」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
フローリングが滑ることで高まる3つの危険性
フローリングが滑りやすくなると、思わぬ危険や不便が生じる可能性があります。
「ちょっと滑るぐらい大丈夫」と油断していると、大きなケガや事故につながる恐れも。
ここでは、滑りやすい状態を放置することで生じ得る3つのリスクについて見ていきましょう。
1. 転倒してケガをしてしまうリスクが高まる
フローリングの表面には、新築時や張替え時にワックスが塗られているため、基本的には滑りにくくなっています。
しかし、ワックスの効果が薄れてきたり、フローリング材そのものが劣化したりすると、表面がツルツル滑るようになってしまうのです。
この状態で生活していると、転倒や骨折など大きなケガにつながる可能性が急増します。
特に注意が必要なのが、小さなお子さんやご高齢の方が同居している場合です。
- 子どもは運動量が多く、まだ骨が弱いため、転倒すると骨折しやすい
- 高齢者は足腰や筋力が衰えており、転倒しやすい上に骨折すると寝たきりになるリスクが高い
2. 家具や家電、住宅の設備を破損させてしまう恐れがある
フローリングが滑ると、体勢を崩すことが増えるため、家具や家電、住宅設備にぶつかってしまうリスクも高まります。
- 転倒時に手を伸ばして家具を倒してしまう
- 誤ってテレビや棚、ドアなどを壊してしまう
こういったトラブルが発生すれば、修理や買い替えで思わぬ出費がかさむかもしれません。
さらに、家具にぶつかった反動で二次的なケガを負うケースもあるため、十分な注意が必要です。
3. ペットの膝や腰に悪影響をあたえてしまう可能性がある
犬や猫などのペットは、本来フローリングの上を歩くのが得意ではないとされています。
爪を使ってしっかり床を掴む必要があるため、突起が少ないフローリングは歩きにくい環境です。
そのフローリングがさらに滑りやすくなれば、足や腰に大きな負担をかけることになります。
- 無理な体勢で歩く・走るので、関節を痛めやすい
- 将来的に膝や腰の病気につながる可能性がある
ペットを家族同然に可愛がっている方は、早めに滑り止め対策を検討したいところです。
フローリングが滑ると生活が一気に不便になる
子どもや高齢者、ペットにとって特に危険ですが、大人でもフローリングが滑る状態は日常生活に支障をきたします。
- 足元を気にしながら歩くため、歩行がスムーズにできない
- 転倒が怖くて、日常動作にストレスを感じる
このように、フローリングが滑ると日常的に気を張った状態で生活せざるを得ず、快適さが大きく損なわれてしまうのです。
なぜフローリングが滑るようになってしまうのか
フローリングが滑りやすくなる原因として多いのが、以下の2つです。
- ワックスが落ちている:
塗装当初のワックスは滑り止め効果も兼ねていますが、使い続けるうちに摩耗・剥がれが進むと床がツルツルになってしまう。 - フローリング材の劣化:
年数を重ねてフローリングの耐用年数が過ぎると、表面が摩耗して滑りやすくなる。
いずれにしても、長年使い続けることで起こる自然な経年劣化が要因といえます。
フローリングが滑るようになった場合の対策方法
では、実際にフローリングが滑り出したとき、どのように対応すれば良いのでしょうか。
代表的な対策としては、以下の3つが挙げられます。
1. ワックスをかけ直す
フローリングの滑り止め効果が落ちている原因がワックスの摩耗にある場合は、新たにワックスを塗り直すと改善できる可能性が高いです。
ホームセンターなどでフローリング専用ワックスを購入し、取扱説明書どおりに施工してみましょう。
2. こまめに掃除をする
特にキッチン周りなどは油ハネが原因でフローリングがヌルヌル・ツルツルしやすくなります。
アルコールスプレーを使い、しっかり汚れや油分を拭き取るだけでも滑り止め効果が期待できます。
ムシムシした季節や調理頻度が高い家庭は、こまめな掃除が重要です。
3. カーペットやフロアマットを敷く
床の一部にカーペットやフロアマットを敷くのも有効な手段です。
- 転倒リスクを減らせる
- 小さいお子さんや高齢者、ペットにも安心
ただし、マット自体がズレないよう、裏面に滑り止めを取り付けるのを忘れないようにしましょう。
フローリングそのものが劣化している場合はリフォームを検討しよう
上記の方法でも改善しない場合は、フローリングそのものが耐用年数を過ぎている可能性が高いです。
本格的に劣化してしまっていると、ワックスや掃除ではどうにもならず、床材の張替えを検討せざるを得ません。
- 施工当時から年数がかなり経過している
- 表面の傷や剥がれ、たわみが目立つ
このような状態であれば、早急にリフォーム業者に相談するのがおすすめです。
費用はかかりますが、新しいフローリングに張り替えることで滑る悩みを根本から解消でき、安全性と快適性を取り戻せます。
まとめ
フローリングが滑る原因やリスク、そして対策方法について解説してきました。
フローリングの滑りは、ケガや事故を招くだけでなく、日常生活の不便をもたらす厄介な問題です。
特に、小さなお子さんやご高齢の家族、ペットがいる場合は、さらに注意が必要。
・軽度の滑りであれば、ワックスの塗り直しや油汚れの除去などである程度改善できる
・根本的な劣化が進んでいる場合は、床材の張替えが必要
まずは原因を特定し、適切な対策を早めに講じましょう。
フローリングの工事実績が豊富なリフォーム業者に相談すれば、スムーズに解決方法を見つけられます。
安全で快適な住まいを取り戻すためにも、早めの対応を心掛けてみてください。