住宅の外壁塗装をおこなう場合、何よりも気になるのが「費用」についてではないでしょうか?
外壁塗装は数ある住宅のリフォーム工事の中でも特に費用が高くなってしまいがちな工事の一つです。
そのため、事前におおよその費用相場を確認し、しっかりと予算を確保しておく必要があります。
そこでこの記事では、千葉で外壁塗装をおこなう場合にかかる費用や費用の相場について詳しく紹介していきたいと思います。
実際に千葉で外壁塗装をおこなったユーザーの費用相場はいくらぐらいなのかということについてはもちろん、費用の内訳や、費用を抑えるためのポイントなどについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
千葉で外壁塗装をおこなう場合の相場はいくら?
まず初めに、千葉で外壁塗装をおこなう場合にかかる費用の相場についてみていきましょう。
千葉にお住まいの方でも様々な方が住宅の外壁塗装をおこなっていますが、ある塗装会社がとってアンケートによると、外壁塗装にかかった費用の割合は以下のようになっているそうです。
外壁塗装にかかった費用 | 割合 |
50万円未満 | 2% |
50〜60万円 | 3% |
60〜70万円 | 5% |
70〜80万円 | 7% |
80〜90万円 | 10% |
90〜100万円 | 15% |
100〜110万円 | 18% |
110〜120万円 | 14% |
120〜130万円 | 11% |
130〜140万円 | 10% |
140〜150万円 | 5% |
上記の表を見てみると、80〜140万円あたりまでの割合が多いことがわかるかと思います。
80〜140万円の範囲だけで全体の78%を占めているので、外壁塗装にかかる費用の相場は、80〜140万円が一つの目安になると言えますね。
坪数別の費用相場
外壁塗装の費用相場は80〜140万円ほどだと紹介してきましたが、外壁塗装の費用は住宅の大きさ(塗装をおこなう外壁の面積)によって決まります。
そのため、坪数ごとの費用相場についても把握しておくべきです。
坪数別の費用相場については、以下のとおりとなっています。
坪数 | 費用相場 |
10坪 | 約20〜40万円 |
20坪 | 約50〜80万円 |
30坪 | 約60〜90万円 |
40坪 | 約70〜110万円 |
50坪 | 約80〜140万円 |
60坪 | 約100〜180万円 |
70坪 | 約120〜200万円 |
80坪 | 約140〜230万円 |
90坪 | 約160〜260万円 |
100坪 | 約200〜300万円 |
塗装をおこなう予定の住宅の坪数と上記の表の数値を照らし合わせることでより詳細な金額を算出できるので、ぜひチェックしてみてください。
築年数別の費用相場
外壁塗装の費用に影響をあたえるもう一つの要素が、住宅の築年数です。
外壁塗装の耐用年数は10年が目安だと言われています。
塗料によって耐用年数は異なるため一概には言えませんが、耐用年数を過ぎ下地にまで影響が出てしまうと費用が高くついてしまう可能性があります。
築年数ごとの費用相場は、以下のとおりです。
築年数 | 費用相場 |
10年未満 | 約80〜100万円 |
10〜29年 | 約100〜120万円 |
30年以上 | 約120〜150万円 |
もともと塗られている塗料の耐用年数を過ぎ、下地に影響が出てしまっている場合、下地の補修もおこなわなくてはいけなくなってしまいます。
その場合、一般的な費用相場よりも50万円以上高くついてしまうこともあります。
千葉での外壁塗装に用いられる塗料の費用相場
千葉で外壁塗装をおこなう場合の費用相場について紹介してきましたが、外壁塗装に用いられる塗料は一種類だけではありません。
外壁塗装にはさまざまタイプの塗料が用いられますが、塗料によって単価が異なります。
そのため、どの塗料を選ぶかによっても、外壁塗装の費用の相場に違いが出てきます。
外壁塗装に用いられる主な塗料と単価は以下のとおりです。
塗料の種類 | 1平米あたりの単価の目安 |
アクリル塗料 | 1,000〜1,300円 |
ウレタン塗料 | 1,600円〜2,000円 |
シリコン塗料 | 2,000円〜3,500円 |
ラジカル塗料 | 2,500〜4,000円 |
フッ素塗料 | 3,000円〜4,500円 |
セラミック塗料 | 5,000〜6,000円 |
無機塗料 | 3,500円〜5,000円 |
光触媒塗料 | 4,000〜5,000円 |
上記の塗料の中で最も人気が高く、多くの住宅の外壁塗装に使用されているのは「シリコン塗料」です。
ただ、どの塗料を採用するかについては業者と相談しながら決めていくことになるかと思うので、それぞれの塗料の特徴や耐用年数などについて質問しながら選んでいくようにしてください。
千葉で外壁塗装をおこなう場合の費用の内訳
外壁塗装に用いられる塗料の費用相場について紹介しましたが、千葉で外壁塗装をお考えであれば費用は塗料の費用だけではありません。
先ほどから紹介している費用相場には、塗料以外にもさまざまな項目の金額が含まれています。
千葉で外壁塗装をおこなう場合の費用の主な内訳は以下のとおりです。
項目 | 費用の目安 |
足場代 | 70,000〜80,000円 |
高圧洗浄代 | 20,000〜30,000円 |
養生代 | 40,000〜50,000円 |
飛散防止ネット代 | 20,000〜30,000円 |
シーリング代 | 80,000〜90,000円 |
下地補修費用 | 20,000〜30,000円 |
下塗り費用 | 80,000〜90,000円 |
中塗り費用 | 240,000〜420,000円 |
上塗り費用 | 240,000〜420,000円 |
廃棄物処理費用 | 20,000〜30,000円 |
合計 | 850,000〜1,300,000円 |
費用の内訳については項目や名称が業者によって多少異なる場合もありますが、おおよそ上記のような項目になるはずです。
外壁塗装をおこなう場合はこれだけさまざまな項目に費用が発生するのだということを覚えておいてください。
外壁塗装の費用を抑えるために知っておきたい6つのポイント
ここまで紹介してきたように、外壁塗装にはかなりの費用がかかります。
紹介させてもらった費用相場を参考にした場合、安くても80万円ほどはかかるということになります。
外壁塗装を一度おこなえば10年以上は効果を発揮し続けてくれますが、とはいえ、決して安い金額ではありませんよね?
そこで、ここからは、千葉で外壁塗装にかかる費用を抑える方法について紹介していきたいと思います。
数万円〜数十万円単位で費用を節約できることもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 複数の業者に見積もりをとってもらう
外壁塗装にかかる費用を少しでも抑えたい場合、必ず実施するべきなのが千葉県にある複数の業者から見積をとる「相見積もり」です。
外壁塗装の費用には定価という概念がないので、同じ塗料で同じ面積の外壁を塗装する場合であっても数万円〜数十万円単位の違いが出てきてしまいます。
そのため、千葉にある業者1社からだけでなく、千葉にある複数の業者から見積もりをとることが非常に重要になってくるわけです。
複数の業者から見積もりをとって初めて適切な相場がわかるようになりますし、千葉にある複数の業者の見積もりが手元にあることで値引き交渉もおこないやすくなります。
相見積もりは手間のかかる作業ですが、費用を安く抑える上で絶対にやっておくべきことの一つなので、ぜひ実践するようにしてください。
2. なるべく早く外壁塗装を実施する
何度か触れていますが、外壁塗装の耐用年数は10年ほどです。
耐用年数を過ぎてしまうと塗料の効果が弱まり、外壁の下地にまで影響が出てきてしまいます。
そうなると下地の補修費用など余計な費用が発生するようになってきてしまうので、余計にお金がかかってしまうようになります。
そうなってしまわないためにも、外壁塗装はなるべく早く実施するべきです。
下地の補修が必要になった場合50万円以上の追加費用がかかってしまうこともあるので、できるだけ早いタイミングで外壁塗装をおこなうようにしましょう。
3. 助成金や補助金を活用する
外壁塗装をおこなう場合、ぜひ確認してほしいのが、助成金や補助金です。
外壁塗装をおこなう際、所定の条件を満たせば、国や地方自治体から助成金や補助金がもらえることがあります。
もらえる金額は助成金や補助金によって異なりますが、数十万円単位でもらえることもあるので、条件を満たすのであれば絶対に申請するべきです。
助成金や補助金は申請しないともらえませんし、国や自治体、業者側からわざわざ連絡がくるようなこともありません。
申請できる期間が決まっていたりもしますし、自分で申請を進めていく必要があるので、事前にしっかりとチェックしておくようにしましょう。
4. 火災保険を活用する
火災保険の活用も外壁塗装の費用を安く抑える上で有効な方法の一つです。
火災保険を活用できるかどうかについては保険の種類によって異なりますし、条件も限られてしまいますが、チェックする価値はあります。
ですので、まずは加入している火災保険について確認し、適用される可能性があるのであれば、保険会社に連絡して確認するようにしましょう。
5. 単価の安い塗料を選ぶ
外壁塗装の費用は、外壁塗装に用いる塗料によって異なると紹介してきました。
そのため、単価の安い塗料を用いることで、外壁塗装の費用を抑えることができるようになります。
安い塗料は耐用年数が低いなどのデメリットがありますが、そういったデメリットと費用を天秤にかけ、費用が安くなることの方に魅力を感じるのであれば、塗料のグレードを下げるのもアリです。
例えば、光触媒塗料は機能性の高い塗料ですが、予算に余裕がある場合を除き、選ぶべき塗料ではありません。
むしろシリコン塗料よりもグレードの高い塗料は、予算に余裕がある場合に選ぶべき塗料だと言えます。
塗料の単価や特徴、耐用年数をよく確認し、適切な塗料を選んで費用を抑えるようにしましょう。
6. 需要の少ない時期を狙う
外壁塗装をおこなってくれる塗装業者にも需要の少ない時期である閑散期が存在しています。
主な閑散期は12月〜2月までの冬場の時期ですが、塗装業者としても売上を落としたくないので、この時期は多少脇引をしてでも契約を取ろうとする傾向にあります。
ですので、あえてこの閑散期を狙うことで、外壁塗装の費用を安く抑えることができるようになります。
まとめ
千葉で外壁塗装をおこないたいと考えている方のために、外壁塗装にかかる費用と相場について詳しく紹介してきました。
外壁塗装は100万円近い費用が必要になってくるタイプのリフォームなので、事前にしっかりとリサーチをおこない、少しでも節約できるよう知識をつけておくべきです。
この記事で紹介してきた内容を参考にしてもらえればきっと相場よりも費用を安く抑えることができるはずなので、ぜひ実践してみてください。
Homelは千葉で外壁塗装を行なっておりますので、お気軽にご相談くださいませ。