千葉県で水回りのリフォームするときの基礎知識!時期はいつがベスト?

2020.08.07

住宅内の設備の中で特に使用頻度が高いのが、キッチンやお風呂、トイレ、洗面台・洗面所などの水回りです。

つまり、こういった水回りの設備は生活する上で欠かすことのできない設備ということになるわけですが、使用頻度が高い上に水回りの設備ということもあり、住宅内の設備の中でも特に劣化するスピードの早い設備でもあります。
実際、キッチンやお風呂など水回りの設備が劣化してきていて、リフォームの必要性を感じている方は多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、千葉で水回りのリフォームを検討している方のために、水回りのリフォームに関する基本的な知識について解説していきたいと思います。
水回りのリフォームの種類や費用の相場などに加え、満足のいくリフォームを実現するためのポイントについても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

 

水回りのリフォームは何年単位で考えるべき?

冒頭で紹介したとおり、水回りの設備は劣化が早く進んでしまいがちです。

そのため、キッチンやお風呂、トイレ、洗面台・洗面所といった水回りの設備には水気や湿気による腐食への対策などがしっかりと施されています。
とはいえ、それでも水気や湿気を完全に防ぎきれるわけではないため、どうしても劣化が早く進んでしまいます。

水回りのリフォームは、一般的に10〜20年ほどのスパンで考えるべきだと言われています。
もちろん、使用頻度や住宅の環境、それぞれの水回りに使用している設備、お住いの地域などによって耐用年数は異なりますが、いかなる設備であっても20年以上経過してしまっている場合は劣化してしまっていると考えるべきです。

水回りの設備は、一見綺麗で問題がないように見えても、内部の方で腐食や劣化が進んでしまっていることが多々あります。
腐食などの劣化の症状が進行すればするほど補修にかかる費用も高くなっていくので、10〜20年を目安にリフォームを検討していく必要があります。

 

千葉でおこなえる水回りのリフォームの種類

住宅の水回りに対しておこなえるリフォームにはどういったものがあるのでしょうか?

ここからは、キッチン、お風呂、トイレ、洗面台・洗面所の4ヶ所に分け、それぞれでおこなえる水回りのリフォームの種類について紹介していきたいと思います。

 

キッチンのリフォーム

キッチンの水回りリフォームを実施する場合、そのほとんどがシステムキッチンを交換するタイプのリフォームになります。

劣化してしまっているシステムキッチンを新しいものに交換するタイプのリフォーム工事ですね。
システムキッチンを交換することで劣化に対応できるようになりますし、導入するシステムキッチンによっては、利便性を向上させることもできます。
また、キッチンの場所自体を移動させるタイプのリフォーム工事もあります。
キッチンのリフォーム工事は比較的時間がかかるタイプのリフォーム工事で、システムキッチンを交換するだけでも1週間ほどはかかります。

また、キッチンの場所を移動する場合はかなり大掛かりなリフォームになるため、1ヶ月以上かかってしまうこともあります。

 

お風呂のリフォーム

お風呂のリフォームではさまざまなことがおこなえます。

  • 浴室全体の交換
  • 浴槽のみの交換
  • 天井や壁の張り替え
  • 床の張り替え
  • 水栓設備の交換
  • バリアフリー化

などが代表的なものとしてあげられます。

風呂のリフォーム実績はこちら

浴室全体の劣化が気になるという場合は浴室全体をまるっとリフォームしてしまうのがおすすめですし、浴槽や天井、壁、床など、一部分の劣化が気になるようであれば、その部分のみをリフォームすることもできます。
また、古くなった水栓設備を新しいものに交換するタイプのリフォームもあり、その場合は水道費の削減も期待できます。

お風呂は高齢者が怪我をしてしまいやすい場所でもありますが、手すりをつけるなどしてバリアフリー化を進めることで、高齢者が安心して暮らせる住宅にすることも可能です。

 

トイレのリフォーム

トイレのリフォームでは、

  • トイレの交換
  • 手洗い場の交換
  • 天井や壁の交換
  • 床の交換

などがおこなえます。

 

実施されることが多いのはやはりトイレの交換です。

古くなったトイレは汚れてしまいやすくなりますし、使用する水量がどうしても多くなってしまうので水道代も高くなってしまいます。

そういった古いトイレを新しいトイレに交換することで汚れが蓄積してしまいにくくなりますし、使用する水量が少なくなるので水道代の節約にもつながります。

また、トイレは既存のものをそのまま使用し、ウォシュレット機能のみを付け加えることも可能です。

トイレの天井や壁、床を汚れや臭いのつきにくいものに交換することで、お手入れの手間を省くこともできます。

 

洗面台・洗面所のリフォーム

お風呂に隣接する洗面台・洗面所のリフォームとしては、

  • 洗面台の交換
  • 洗面所全体の交換
  • 洗面所の位置の移動

などがあげられます。

洗面台のリフォーム実績はこちら

洗面所をより機能的なものにすることで利便性を高めることができますし、古い水栓設備から新しい水栓設備に変更することで、節水の効果も期待できるようになります。

また、洗面台だけでなく洗面所全体が劣化してしまっている場合は、洗面所全体の交換をおこなうことで対応可能です。
この場合も、より利便性の高い洗面所にリフォームすることができます。

洗面所の場所を移動するタイプのリフォームもありますが、この場合はかなり大掛かりなリフォームとなるため、費用が高くなる傾向にありますし、工期も長くなる傾向にあります。

 

千葉で水回りのリフォームをおこなう場合にかかる費用相場

千葉で水回りのリフォームを実際におこなう場合、最も気にかかるのがリフォームにかかる費用についてだと思います。

先ほど紹介した4ヶ所の水回りのリフォームにかかる費用については以下のとおりです。

キッチンのリフォーム
システムキッチンの交換 50〜100万円
キッチンの移動 100〜200万円

 

お風呂のリフォーム
浴室全体の交換 50〜100万円
浴槽のみ交換 5〜15万円
天井や壁の張り替え 10〜30万円
床の張り替え 10〜30万円
水栓設備の交換 1〜3万円
バリアフリー化 3〜5万円

 

トイレのリフォーム
トイレの交換 10〜50万円
手洗い場の交換 10〜20万円
天井や壁の張り替え 5〜10万円
床の張り替え 5〜10万円

 

洗面台・洗面所のリフォーム
洗面台の交換 10〜50万円
洗面所全体の交換 20〜50万円
洗面所の位置の移動 20〜50万円

 

こちらの費用はあくまでも目安なので、より正確な費用が知りたい場合は、千葉のリフォーム業者に見積りの依頼をおこなうようにしてください。

 

千葉で水回りのリフォームをおこなうときの流れ

水回りのリフォームをおこなうのであれば、リフォームの流れについても確認しておくようにしましょう。

水回りのリフォームは以下のような流れでおこなわれていきます。

工程 概要
問い合わせ まずは水回りのリフォームを依頼するリフォーム業者に問い合わせをおこないましょう
相談と現場の確認  担当者が自宅に訪問してくれます
現場を確認してもらいながらリフォームについて相談しましょう
見積もり 工事の内容や製品選びなどをおこないながら見積もりを出してもらいます
契約 見積りを確認し、特に問題点が見つからなければ契約しましょう
着工 水回りのリフォーム工事が始まります
立ち会いでの確認 工事完了後担当者とともにリフォーム箇所を確認し、特に問題がなければ工事完了となります

 

 

水回りのリフォームをおこなうときのポイント

水回りのリフォームを実際におこなう場合、いくつか重要になってくるポイントがあります。

それらのポイントを意識しながら水回りのリフォームに取り組むことでより満足のいくリフォームに仕上げることができるようになるので、ぜひチェックしておいてください。

 

1. できるだけまとめてリフォームを実施するようにする

水回りのリフォームをおこなう場合、できるだけ複数の工事をまとめておこなうのがおすすめです。

というのも、水回りのリフォーム工事をおこなう場合、排水管にも手を加えていくことが多くなるからです。

それぞれのリフォームを別々のタイミングでおこなうと、その都度排水管にも手を加えることになるので、時間や手間、費用が無駄にかかってしまうことになります。

最初に紹介したように水回りはほぼ同じようなタイミングで劣化していくものなので、後々リフォームが必要になることを考えると、1ヶ所ずつ実施するよりも同じタイミングで実施した方が効率的でお得にリフォームをおこなえるというわけですね。

 

2. 製品のグレードを下げることも視野に入れる

どういったリフォームおこなうかにもよりますが、水回りのリフォームは費用が高くなってしまいがちです。

そのため、予算をオーバーしてしまうということがよくありますが、仮に予算をオーバーしてしまった場合は、おこないたいリフォームを諦めるのではなく製品のグレードを下げて対応することを検討してみてください。
住宅の水回りの設備は非常に種類が多く、使用されている素材や機能によってグレードが細かくわかれています。
もちろんグレードの高い製品の方が利便性は高くなりますが、予算をオーバーしてまで選ぶことはありません。

削っても問題ない機能を確認し、必要最低限の機能が揃っているものを選ぶなどして費用を抑えるようにしていきましょう。

 

3. 工事期間中は水回りの設備が使えなくなる

水回りのリフォームは、工期が長くなることの多いリフォーム工事の一つです。

設備の交換はもちろん、場所を移動する工事となると1ヶ月以上かかってしまうことも珍しくありません。
そしてその期間はその設備が使えなくなってしまうので、事前にどう対応するかを家族で話し合っておく必要があります。
浴室のリフォームをおこなう場合は近くの銭湯を探すなど、それぞれの設備の代替えになる施設などをチェックしておくようにしましょう。

 

まとめ

千葉で水回りのリフォームを検討している方のために、水回りのリフォームについて詳しく紹介してきました。

水回りのリフォームは配管にも手を加える必要があることが多く、大掛かりなリフォームになるので、事前の計画をしっかりとおこなっておく必要があります。

ですので、今回紹介してきた内容を参考に、リフォーム中にトラブルが起きてしまったり後悔してしまうようなリフォームにならないように進めていきましょう。