ガス・電気・エコキュート・エコジョーズ|給湯器の種類と選び方ガイド

2026.03.29

給湯器にはさまざまな種類があり、エネルギー源や仕組みによって特徴が大きく異なります。
「どの給湯器を選べばいいか分からない」という方のために、この記事では給湯器の全種類を分かりやすく解説し、住宅の条件や家族構成に合った選び方をご紹介します。

千葉県で給湯器の交換を検討中の方は、各種類の費用相場や補助金情報も合わせて確認し、最適な給湯器を選びましょう。

1. 給湯器の種類一覧|6タイプの特徴

家庭で使われる給湯器は、大きく分けて6つの種類があります。

種類 エネルギー源 給湯方式 費用の目安 省エネ性能
従来型ガス給湯器 ガス 瞬間式 6万円~17万円 ★★☆☆☆
エコジョーズ ガス 瞬間式 10万円~30万円 ★★★☆☆
エコキュート 電気 貯湯式 30万円~70万円 ★★★★★
ハイブリッド給湯機 電気+ガス 貯湯+瞬間 45万円~80万円 ★★★★★
石油給湯器(エコフィール含む) 灯油 瞬間式 10万円~35万円 ★★★☆☆
エネファーム ガス(発電+給湯) 貯湯+瞬間 130万円~250万円 ★★★★★

2. 各種類の詳細解説

従来型ガス給湯器

最もシンプルな給湯器です。
都市ガスまたはLPガスを燃焼させてお湯を沸かします。
本体価格が安く、設置も簡単ですが、排熱を捨てているため熱効率は約80%にとどまります。
新規導入よりも、既存の従来型からの交換で選ばれることが多い機種です。

エコジョーズ(高効率ガス給湯器)

従来型ガス給湯器の排熱を再利用することで、熱効率を約95%まで高めた省エネ型給湯器です。
ガス使用量を約13%削減でき、CO2排出量も年間約200kg削減できます。
従来型からの交換が簡単で、設置スペースもほぼ同じため、最も手軽な省エネ給湯器です。
千葉県での補助金情報はエコジョーズの補助金ガイドをご覧ください。

エコキュート(電気ヒートポンプ給湯機)

空気中の熱エネルギーをヒートポンプで汲み上げ、電気でお湯を沸かす高効率給湯器です。
投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを得られるため、ランニングコストが非常に安いのが最大の特徴です。
夜間の割安な電力を活用して沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておき、日中に使用します。
2026年度は最大12万円の補助金が活用できます。
詳しくはエコキュートの補助金ガイドをご確認ください。

ハイブリッド給湯機(エコワン等)

電気のヒートポンプとガスの瞬間湯沸かし機能を組み合わせた給湯器です。
通常時はヒートポンプで効率的にお湯を沸かし、大量にお湯が必要なときはガスで瞬時に追い焚きできます。
エコキュートの省エネ性能とエコジョーズの瞬発力を兼ね備えていますが、導入費用が最も高額です。
給湯省エネ2026事業で最大12万円の補助金が活用できます。

石油給湯器(エコフィール含む)

灯油を燃焼させてお湯を沸かす給湯器です。
灯油のランニングコストが安いことがメリットですが、灯油タンクの設置スペースと定期的な灯油の補充が必要です。
高効率モデルのエコフィールは、従来型と比べて灯油使用量を約13%削減できます。
千葉県では都市ガスが普及している地域が多いため、選ばれるケースは限られます。

エネファーム(家庭用燃料電池)

ガスから水素を取り出して発電し、その際に発生する熱でお湯を沸かす給湯器です。
発電と給湯を同時に行えるため、エネルギー効率が非常に高いのが特徴です。
ただし、導入費用が130万円~250万円と高額なため、一般家庭への普及はまだ限定的です。
給湯省エネ2026事業で最大17万円の補助金が活用できます。

3. 給湯器の機能タイプ|給湯専用・オート・フルオート

機能タイプ 自動湯はり 追い焚き 自動保温 自動足し湯 おすすめの世帯
給湯専用 × × × × 1人暮らし・シャワーのみ
オート × × 2~3人世帯
フルオート 4人以上の家族

フルオートタイプは自動保温・自動足し湯機能がついているため、入浴時間がバラバラな家族に便利です。
ただし、機能が多い分、本体価格は給湯専用タイプの1.5~2倍程度になります。

4. 給湯器の選び方|5つのチェックポイント

チェック①:現在のエネルギー源を確認する

現在使っているエネルギー源(都市ガス・LPガス・灯油・電気)を確認しましょう。
同じエネルギー源の給湯器に交換する場合は工事が簡単ですが、エネルギー源を変更する場合(ガス→電気等)は追加工事が必要です。

チェック②:家族の人数と使用量を把握する

家族の人数に合わせて、適切な号数(ガス給湯器)やタンク容量(エコキュート)を選びましょう。
1~2人なら16号/180L、2~4人なら20号/370L、5人以上なら24号/460Lが目安です。

チェック③:設置スペースを確認する

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置スペースが必要です。
マンションや狭小住宅では設置できない場合があります。
エコジョーズは壁掛け設置が可能で、省スペースです。

チェック④:補助金の対象かどうか確認する

2026年度は、エコキュートで最大12万円、ハイブリッド給湯機で最大12万円、エネファームで最大17万円の補助金が活用できます。
エコジョーズは他の省エネ工事と組み合わせることで補助金の対象になります。

チェック⑤:トータルコストで比較する

給湯器選びでは、導入費用だけでなく、ランニングコスト(光熱費)と寿命を含めたトータルコストで比較することが重要です。
導入費用が安いエコジョーズでも、10年間のランニングコストを加えると、エコキュートの方がトータルで安くなるケースがあります。
詳しくはエコキュートとエコジョーズの比較ガイドをご覧ください。

5. 千葉県での給湯器選び|地域特性を考慮

地域特性 おすすめの給湯器 理由
都市ガスが利用可能な地域 エコジョーズまたはエコキュート 都市ガスならエコジョーズのランニングコストも比較的安い
LPガスの地域 エコキュート LPガスは高額のため、電気に切り替えるメリットが大きい
太陽光発電を設置済みの住宅 エコキュート(おひさまエコキュート) 昼間の余剰電力で沸かせるため光熱費をさらに削減
マンション・集合住宅 エコジョーズ 設置スペースの制約が少ない

6. よくある質問(FAQ)

給湯器の種類を変更する場合、追加費用はいくらですか?

ガスからエコキュートへの変更では、200V電源工事・基礎工事・配管工事で5万円~15万円の追加費用が発生します。
同じ種類(ガス→ガス等)での交換であれば、追加費用はほとんどありません。
詳しくは給湯器交換の費用相場ガイドをご確認ください。

どの給湯器が最も光熱費が安いですか?

エコキュートが最も安く、年間の給湯光熱費は2万円~3万円程度です。
エコジョーズ(都市ガス)は4万円~6万円、エコジョーズ(LPガス)は6万円~10万円が目安です。

給湯器の交換に補助金は使えますか?

はい、2026年度はエコキュートで最大12万円、ハイブリッド給湯機で最大12万円の補助金が活用できます。
千葉県内の各市でも独自の補助金制度があります。
詳しくは千葉県の給湯器交換ガイドをご確認ください。

まとめ

給湯器は6つの種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
選び方のポイントは、エネルギー源・家族の人数・設置スペース・補助金・トータルコストの5つです。

千葉県で給湯器の交換を検討中の方は、千葉県の給湯器交換ガイドでお住まいの市の補助金情報や業者選びのポイントも確認し、最適な給湯器を選びましょう。