住宅展示場見学の基礎知識!持参するべきものと見学時に意識するべき3つのポイント

2020.06.20

賃貸住宅やマンションを選ぶ人が増えたとはいえ、まだまだ根強い人気を誇っているマイホーム。

結婚や出産のタイミングでマイホームの購入を考え始める方も多いのではないでしょうか?
そんなマイホームですが、マイホームの購入には数千万単位でお金がかかってくるため、とにかく入念な下準備が必要不可欠です。

マイホームを建設するときの下準備でぜひ活用するべきなのが住宅展示場ですが、これまでにマイホームの建設を真剣に検討したことがある人でもない限り、住宅展示場に見学しに行ったことがあるという方はほとんどいないのではないでしょうか?
そうなると当然いろいろと不明点出てきてしまい、不安を感じてしまうものですよね?

そこでこの記事では、住宅展示場を見学したいと考えている方のために、住宅展示場の見学について詳しく解説していきたいと思います。

住宅展示場でできることややるべきこと、見学する際の予約の必要性や流れ、見学するときのポイントなどについてかなり詳しく紹介していくので、マイホームの建設を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

 

住宅展示場とは

この記事では住宅展示場に足を運んで見学する際の基礎知識やポイントなどについて解説していきますが、まずは住宅展示場がどういった場所なのかについて簡単に解説していきたいと思います。

住宅展示場は一定の広さの区間を使っておこなわれるタイプの展示会で、さまざまなハウスメーカーのモデルハウスが展示されています。
住宅展示場では複数のハウスメーカーのモデルハウスが一堂に会しているため、効率的に住宅の見学をおこなうことができるようになっています。

また、最新式の住宅や住宅内の設備を実際に確認できるようになっているため、マイホームを建てる際にはぜひ利用しておきたい施設だと言えます。

 

住宅展示場を見学するときに予約は必要?

住宅展示場に見学しに行きたいと考えている方の中には、住宅展示場の見学には予約が必須なんじゃないかと考えている方も少なくないかと思います。

しかし、住宅展示場は予約をおこなわなくても見学可能です。
ごくまれに予約必須とされている場合がありますが、ほとんどの場合予約をおこなわなくても見学できるようになっているので、特に予約の心配をする必要はありません。

ただ、もし可能であれば予約を入れてから見学にいくことをおすすめします。
というのも、予約を入れておくことで担当者がつき、しっかりと対応してもらうことが可能になるからです。
予約を入れていない場合でも見学自体は可能ですが、担当者の人数が不足している場合つきっきりで対応してもらうことが難しくなってしまいます。
あくまで予約していた人が優先になるので仕方がない部分ではあるのですが、担当者がついていないと質問をすること自体が難しくなってしまうので、不明点を解消できないままになってしまいます。

そうなると後日また足を運ばないといけなくなってしまったりするので、二度手間になってしまう可能性も。
ですので、できるだけ予約を入れた状態で住宅展示場に足を運ぶようにした方がいいと言えるわけです。

 

住宅展示場を見学するときの流れ

住宅展示場に行ったことがない方の場合、どういった流れで利用するのかが気になっているという方も多いのではないでしょうか?

ですので、ここからは住宅展示場を利用する際の具体的な流れについて解説していきたいと思います。
まずは住宅展示場の会場となっている場所まで足を運び、受付で受付用紙の記入をおこないます。
先ほども解説したとおり、予約を入れれるのであれば入れておいた方が何かと便利なので、できるだけ予約を入れた状態で足を運ぶようにしましょう。

受付用紙の記入が終わったら、住宅の概要をまとめたパンフレットを受け取り、モデルハウスの見学をおこなっていきます。
このとき担当者がついてくれる場合もありますが、利用者が多い場合は担当者についてもらえないこともあるので、自分たちで見学していくことになります。

もし担当者がつかない場合は、後でまとめて質問できるよう、不明点や気になった点をまとめておきましょう。
見学が終わったら、ハウスメーカーの担当者との簡単な面談をおこなっていきます。
いつ頃までにマイホームを購入したいのか、どういった住宅を希望しているのか、導入する設備の希望などについて相談し、マイホームの購入にかかる費用を算出してもらいます。

もちろんこの場で契約する必要はないので、相談するだけでも特に問題はありません。

これが、一般的な住宅展示場での見学の流れとなります。

 

住宅展示場を見学するときの服装とあると便利なアイテム

実際に住宅展示場の見学をおこなう場合、意識しておかなくてはいけないのが服装についてです。

住宅展示場を見学する際の服装については具体的に決まりがあるわけではありませんし、カジュアルな服装でも問題ありません。

結婚な時間歩き回ることになるので、むしろフォーマルな服装は避けるべきだと言えるでしょう。
とはいえ、カジュアルすぎる服装は避けるべきです。
例えば、短パンやサンダルなどはカジュアルすぎますし、そういった場所にふさわしい服装だとは言えません。
ですので、そういった服装は避けるようにしてください。

また、いくつか持っていくべきアイテムもあります。
まず必須になるのが、メモ帳と筆記用具です。
住宅展示場によっては現地でもらえる場合もありますが、もらえなかった場合のことを想定し、持参しておくことをおすすめします。
住宅内の設備の長さを計りたくなることも少なくないので、メジャーの持参もおすすめです。
一昔前までであればカメラも必要不可欠でしたが、最近はスマホのカメラの性能が向上してきているので、カメラに関してはスマホのカメラで十分です。

これらのアイテムを持参しておけばより有意義な見学ができるようになるので、ぜひ持参するようにしてください。

 

住宅展示場を見学するときの3つのポイント

最後に、住宅展示場を見学する際に意識するべきポイントについて紹介していきたいと思います。

住宅展示場を見学する場合、ただやみくもに見学していても意味がありません。
これから紹介する3つのポイントを意識しながら見学するべきです。

これから紹介するポイントを意識しながら見学するのとしないのとでは大きな差が出てきてしまうので、しっかりと把握しておきましょう。

 

1. 見学する数よりも質を意識する

住宅展示場の規模にもよりますが、ほとんどの住宅展示場にはさまざまなハウスメーカーのモデルハウスが展示されています。

そのため、ほとんどの方がついつい一軒でも多くのモデルハウスを見学したいと考えてしまいがちですが、見学する件数が増えれば増えるほど、見学の質は落ちていってしまいます。
というのも、担当者の話を聞きながらモデルハウスの見学をしっかりとおこなおうと思った場合、1軒あたり最低でも30分以上は時間がかかってしまうからです。

長い場合は1時間以上かかってしまうこともあります。
そのため、よほど長居しない限り、3〜5軒程度の見学が限界になってきます。

それ以上増やしても話をしっかりと聞けずに終わってしまうことになりそれぞれの見学の質が落ちてしまうので、モデルハウスを見学するときは数よりも質を意識するようにしましょう。

 

2. 不明点は積極的に質問する

マイホームのことを真剣に考えていれば考えているほど、不明点や疑問点がたくさん出てくるはずです。

ですので、住宅展示場に足を運んでモデルハウスを見学するときには、それらの不明点を全て解消させることを意識し、どんどん積極的に質問していくようにしましょう。
不明点が残ったままでマイホームを建設してしまうと、高い確率で失敗しますし、後悔してしまうことになります。

何度も言いますが、マイホームは非常に高価な買い物です。

そのため、失敗や後悔は絶対に避けるべきですが、そのためには不明点をなくした状態でマイホームの建設を進めていくことが必要不可欠になります。
「質問ばかりで嫌な顔をされてしまわないかな」と考えてしまうのもわかりますが、積極的に質問した方が担当者にも購入の意欲が伝わるので、より丁寧に対応してもらえるようになりますよ。

ですので、ぜひ積極的に質問していくようにしてください。

 

3. 担当者の対応のチェックも忘れずに

住宅展示場に足を運んでモデルハウスを見学する場合、チェックするべきなのは住宅や住宅の設備だけではありません。

そのハウスメーカーの担当者についてもしっかりとチェックしておくべきです。
というのも、マイホームを建設していく場合、そのハウスメーカーや担当者と長く付き合っていくことなるからです。
住宅展示場で案内している担当者がマイホームを建設する際の担当者になるかどうかは不明ですが、契約を取る絶好の機会である住宅展示場には、そのハウスメーカーの社員の中でも優秀な社員が参加している確率が高くなっています。
つまり、言い方を変えれば、そのハウスメーカーの担当者のおおよそのレベルがわかってしまうということです。
どうせ担当してもらうのであれば、仕事ができて気配りもできるレベルの高い担当者に対応してもらう方がいいですよね?

ですので、住宅展示場を見学するときには、住宅だけでなく担当者の接客態度などもしっかりとチェックするようにしましょう。

 

まとめ

「マイホームを建てたい!」と思ったときに足を運ぶべき住宅展示場について詳しく解説してきました。

マイホームの建設には入念な下準備が必要不可欠です。
マイホームは、「イメージと違ったからやり直し」ということが簡単におこなえるものではありませんし、仮におこなえたとしても膨大な追加費用がかかってしまいます。

そのため、下準備が非常に重要になってくるわけですが、その際に活用するべきなのが今回紹介してきた住宅展示場です。
住宅展示場は無料で利用できますし、さまざまなハウスメーカーの最新の住宅や最新の設備を一度に見学できるので、効率的にマイホームに関する情報を収集することができます。

また、各ハウスメーカーの担当者の対応などもあわせてチェックできるのも住宅展示場の魅力の一つです。
ただし、たやみくもに住宅展示場に足を運ぶだけでは意味がありませんし時間を無駄にしてしまうだけになるので、今回紹介して北内容を参考にして、しっかりと準備してから足を運ぶようにしてくださいね。