家族の憩いの場として人気のウッドデッキ。
ウッドデッキは、あまり有効活用できていない庭を有効活用するための手段としても人気ということもあり、設置するお宅が増えてきています。
実際、住宅の庭や有効活用できていないスペースにウッドデッキを設置したいと考えている方も多いのではないでしょうか？
そこでこの記事では、千葉で住宅にウッドデッキを設置したいと考えている方のために、ウッドデッキの設置について詳しく紹介していきたいと思います。
住宅に設置できるウッドデッキの種類や費用などの基本的なことについてはもちろん、ウッドデッキの設置はDIYでも対応可能なのかといったことについても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
千葉の住宅に設置できるウッドデッキの種類
ではまず初めに、千葉の住宅に設置できるウッドデッキの種類についてみていきましょう。
ウッドデッキには天然木を使用したものと人工木を使用したものとがあり、それぞれ特徴が異なります。
また、それぞれにメリットとデメリットがあるので、メリットとデメリットについて把握した上でどのウッドデッキを採用していくのかを決めるのがおすすめです。
また、ウッドデッキを設置する際にあわせておこなうことができるオプション工事についても紹介していきたいと思います。
天然木のウッドデッキ
住宅に設置できるウッドデッキの種類の一つ目が、天然木を使用したウッドデッキです。
天然木を使用したウッドデッキはその名のとおり天然素材の木材を使用して作られるタイプのウッドデッキです。
天然木のウッドデッキは天然の木材を使用しているので、木本来の風合いを楽しむことができます。
また、風合いだけでなく木の香りを楽しむことができるのも天然木のウッドデッキの魅力の一つです。
ただ、天然の素材ということもあり、価格が高いというデメリットがあります。
くわえて、天然の素材なので、防水性や防腐性は高くありません。
そのため、人工木のウッドデッキと比較するとダメになってしまうのが早いですし、定期的なメンテナンスも必要になります。
天然木のウッドデッキはデメリットが多いタイプのウッドデッキなので、メリットとデメリットを比較し、しっかりと検討した上で設置するかどうかを決める必要があります。
人工木のウッドデッキ
住宅に設置できるウッドデッキの種類の二つ目が、人工木を使用したウッドデッキです。
人工木というのは、その名のとおり、人工的に作られた素材を使って作られるタイプのウッドデッキです。
人工木のウッドデッキに使用される人工木は、主に樹脂と木粉を混ぜ合わせて製造されます。
人工木にはいくつか種類があるので、設置にかかる費用はマチマチです。
安い人工木を選ぶことで費用を抑えることもできますし、天然木を再現したタイプの人工木を選んだ場合は、天然木のウッドデッキを設置するよりも費用がかさんでしまう可能性があります。
とはいえ、人工木はメリットの多い素材なので、天然木に強いこだわりがないのであれば人工木のウッドデッキの方がおすすめです。
人工木は汚れが付着しにくく落ちやすくなっているので、簡単にメンテンナンスをおこなうことができます。
また、防水性と防腐性が高いので、シロアリなどの被害にもあいにくくなっています。
こういった特徴から、長く使いたいのであれば人工木のウッドデッキを選ぶべきだと言えるでしょう。
その他のオプション工事
住宅にウッドデッキを設置する場合、オプションでさまざまなアイテムをつけることができます。
定番のオプションで特に人気が高いのが、屋根の設置です。
ウッドデッキは冬場よりも夏場に使用することが多くなるかと思いますが、夏場はどうしても日差しが強くなってしまいがちです。
そのため、ウッドデッキの設置と合わせて屋根の設置をおこなう方多くなっています。
ただし、屋根をつけるとどうしても圧迫感が出てしまいがちです。
ですので、屋根ではなく、収納可能なサンシェードが選ばれることも少なくありません。
手すりの設置も、ウッドデッキを設置する際のオプション工事として人気の高い工事の一つです。
ウッドデッキのまわりに手すりを設置することでウッドデッキからの転落の防止になりますし、目隠しとしての機能を果たしてくれるため、防犯性も高くなります。
この場合も多少の圧迫感が出てしまいますが、小さなお子さんやペットのいるご家庭の場合は手すりの設置が必須だと言えるでしょう。
このように、住宅にウッドデッキを設置する場合はオプションでおこなえる工事がいくつかあるので、必要であれば一緒にオプション工事もおこなうようにするといいかと思います。
千葉で住宅にウッドデッキを設置する場合にかかる費用の相場
ウッドデッキを設置する場合、何よりも気になるのが設置にかかる費用についてだと思います。
そこで、ウッドデッキの設置にかかる費用についてまとめてみました。
ウッドデッキの設置にかかる費用の相場は以下のとおりです。
| 工事の種類 | 費用の相場 |
| 天然木を使用したウッドデッキの設置 | 30〜40万円（10平米の場合） |
| 人工木を使用したウッドデッキの設置 | 20〜30万円（10平米の場合） |
| サンシェードの設置 | 3〜5万円（10平米の場合） |
| 手すりの設置 | 10〜15万円（10平米の場合） |
ただし、上記の費用はあくまでも目安でしかありませんし、使用する素材や設置する場所の広さによって金額が大きく異なります。
ですので、よりしっかりとした金額の詳細が知りたい場合は、ウッドデッキの設置を依頼する業者に見積もりを作成してもらって確認するようにしてください。
ウッドデッキの設置はDIYでも可能？
ウッドデッキの設置は、住宅でおこなえるリフォームの中でも比較的リーズナブルな部類に入るタイプの工事です。
あれだけ大きな設備を設置するのにもかかわらず50万円未満でおこなえるわけですから、かなりリーズナブルなリフォームだと言えるかと思います。
とはいえ、数十万円単位の出費になってしまうことは確かなので、費用を抑えるためにDIYで対応できないかと考える方が結構な割合でいます。
DIYでウッドデッキを設置した場合、業者にお願いする場合の半額ほどで設置できるのでお得に感じてしまうのも無理はありません。
ただ、よほどで慣れている方でない限りウッドデッキをDIYで設置するのはおすすめできません。
というのも、ウッドデッキの設置はかなりの規模の工事になるので、知識とスキルがある方でない限り失敗に終わってしまう可能性が高いからです。
DIYで設置しようとして失敗してしまった場合、改めて業者に依頼することになるので余計に高くついてしまうことになります。
また、ウッドデッキは強度のいる設備ですが、正しく設置できないと強度不足で壊れてしまう可能性があるため、やはりDIYでの設置はおすすめできません。
強度不足で壊れてしまった場合も逆に高くついてしまう可能性が高いので、よほど知識とスキルがある方でない限りは業者に依頼するのが無難だと言えるでしょう。
千葉で住宅にウッドデッキを設置する際の流れ
ウッドデッキの設置を考えているのであればウッドデッキを設置する際の大まかな流れについても確認しておきましょう。
そうすることでスムーズに工事を進めていけるようになりますよ。
ウッドデッキの設置は以下のような流れで進んでいきます。
| 工程 | 概要 |
| 問い合わせ | ウッドデッキの設置をおこなう場合、まずは工事を担当してもらう業者を探し、問い合わせをおこないましょう。 |
| 相談と現場の確認 | 問い合わせをおこなったら、希望した日に担当者が訪問してくれます 担当者に現場を確認してもらいながら、ウッドデッキの設置についていろいろと相談していきましょう。 |
| 見積もり | 相談した内容をもとにしながら見積もりを作成してもらいます。 |
| 契約 | 見積もりを作成してもらったら、内容についてよく確認し、特に問題がなければ契約となります。 |
| 着工 | 工事が着工します。 |
| 立ち会いでの確認 | ウッドデッキの設置が完了したら担当者立ち会いのもと確認をおこない、特に問題がないようであれば完了となります。 |
千葉の住宅にウッドデッキを設置する際の注意点やポイント
千葉の住宅にウッドデッキを設置する場合、注意してほしいのが、天然木にこだわりすぎないという点についてです。
ウッドデッキの設置で失敗したと感じてしまう方の多くが、ウッドデッキに使用する木材選びで失敗してしまっています。
この記事でも紹介したように、ウッドデッキに使用される木材は天然木と人工木に分かれますが、よほどこだわりがない限り天然木を選ぶべきではありません。
天然木は、木の雰囲気やぬくもり、香りを楽しむことができる素晴らしい素材ですが、長く使いたい場合には向いていません。
定期的にメンテナンスできるようであれば問題ありませんが、経済的な理由で定期的にメンテナンスできそうもないという方も少なくないでしょう。
一方、人工木は、木本来の雰囲気やぬくもり、香りこそ楽しむことはできませんが、防水性や防腐性が高く、とにかく長持ちしてくれます。
ですので、基本的には人工木を使用したウッドデッキを選ぶべきだと言えます。
まとめ
千葉で住宅にウッドデッキを設置したいと考えている方のために、ウッドデッキを設置するリフォーム工事について詳しく紹介してきました。
もし住宅で使っていないスペースがある場合や庭をイマイチ有効活用できていない場合は、ウッドデッキの設置を前向きに検討してみるべきです。
ウッドデッキは家族が団らんするのに最適な設備なので、家族のコミュニケーションスペースとして大活躍してくれますよ。
また、来客時にも大活躍してくれること間違いなしなので、気になっているのであればぜひ前向きに検討してみてください。
実際に設置する場合は、サンシェードの設置や手すり、フェンスの設置も合わせて検討してみるようにしてくださいね。
単純にウッドデッキを設置するだけでなく、それらのオプション設備の設置についても検討することで、より家族や知人・友人と快適にすごせるウッドデッキが設置できるようになりますよ。
そして何より、天然木を採用するか人工木を採用するかで使い勝手が大きく異なってくるので、この記事の内容を参考にしながらどちらの素材を採用するか考えてみることをおすすめします。
